浮かんでるっ。幻覚

母が、家の前に塩をまいて清めている。占いに行ったらしく、トイレにも、お風呂場にも・・トイレの便器は閉めろ、とか、植物置く!とか、いろいろ大変。そんな感じで、今日テレビ見てたら、競輪選手が、自転車に塩をまいてた。たぶん清めていたんだと思う。BSで、前にバレエの特集を見たときは、ダンサーがステージにキスしていた。これって、外国の方に多いけど、やっぱり神聖な場所だから、それなりに私たちも気持ちを入れ替えなければならないと改めて思った。バレエの舞台で最後にレベランスっていって観客の方を向いて、お辞儀するんだけど、これ、お客さんにしてるんじゃなくて、山の向こうの遠いところにいる、舞台だか、踊りの神様に向かって「今日も無事にできました。ありがとうございました。」みたいな感じで、してるものなんだって。なんで神様が見張るようになったのかな。。いろんな意味で、こわいな。。

「踊る」にとって、床って本当に大事なんだと思った。ジャンプする時も、バランスとる時も、まわる時も。床を感じて踊らなくちゃいけない。。跳ぶ時に、その方向に向かって、床を押して力強く跳んだり、バランスをとりながら、床と重心を垂直に保ち、上と下に筋肉を伸ばし続けたり。まわりものの時のスタートと着地。これらはいかに床が使えているか、いないかで、美しさが大きく変わってくる。床と仲良くするのってすごく大切だ。これができるから、芸術性を人に伝えられ。。ちなみに、ダンサーがなぜ、空中を飛んでいるかのような幻覚をみせられるのか。「やさしいダンスの物理学」(ケネス・ローズ)より→ジャンプのピークで、体の中の重心位置を上に移動させることで、ジャンプのピークで下向きの加速度を一時的に止めて、「浮く」という幻覚を作り出すことができる。つまり、ジャンプのピークで重心が曲線軌道を続けている間に、胴体と頭をほんの一瞬水平方向に動かすことができる。だそうです。。これができたらいいんだけどなぁ。。