2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ワガノワ

「ワガノワのバレエレッスン」より。 19世紀後半に、ロシアはバレエの先進国となり、振り付けの巨匠M・プティパを中心に、バレエ王国が築き上げられてきた。この間につぎつぎと考案、改良された技術に蓄積。教師から生徒へ、口承のようにして受け継がれて…

授業は、午前に普通教育がおこなわれ、午後が舞踊に関するものである。第6課程を例にみてみると、舞踊はクラシックだけでなく、マイム、民族舞踊、音楽、などがある。時間数でいったら、クラシックが週に10時間半おこなわれ、後は週に1時間半となる。 ベ…

パリオペ。。。

バレエというものには、茶道や華道のように様々な流派がある。ワガノワ、チェケッティ、ブルノンビル、レガット、パリ・オペラ座バレエスクールなどなど等たくさんあるが、これらの違いというのは使うバレエ用語の違いや、動きの(ムーヴメント)ニュアンス…

NO3  バレエ学校

では、レッスン内容をみてみよう。。最初はプリエを48回、次にグランバットマン128回。すぐグランバットマンはというのは驚くが、現在のチェケッティ・メソッドの教本でも、これはプリエの後にくるそうです。それからプティバットマン96回、これは今…

NO2 まだまだ続くよー

前回の質問からいきます。ペテルブルクや、モスクワでは生徒が孤児院の子供だったりしたか。。バレエはあまり尊重された職業ではなかったとありました。これに変化があらわれてくるのがロシア革命後だと思われます。それまでは、ロシアとドイツの戦争は瞬く…

7月になってしまいました。。

とうとう7月です。サマー研修のシーズンがやってきましたねぇ〜。 さて、この間学校で借りた、「バレエ学校って、何?」(ダンスマガジン)の本を読んだのでお話します。 世界ではじめてバレエ学校ができたのは、1713年に設立されたパリ・オペラ座バレ…