パリオペ。。。

バレエというものには、茶道や華道のように様々な流派がある。ワガノワ、チェケッティ、ブルノンビル、レガット、パリ・オペラ座バレエスクールなどなど等たくさんあるが、これらの違いというのは使うバレエ用語の違いや、動きの(ムーヴメント)ニュアンスが微妙に異なったりしていることである。ロイヤル・バレエでは、チェケッティ派によるもの。
チェケッティ派は、エンリコ・チェケッティ(1850〜1922) によってつくられたもので、力強い回転や跳躍を特徴とした踊りで知られ、イタリア・バレエの伝統を受け継いでいるものである。彼の教えを受けた生徒には、ド・ヴァロワを含め、アンナ・パヴロワニジンスキーなどがいる。現在ロイヤル・バレエの他に、アメリカのチェケッティ評議会や、イギリスのロイヤル・アカデミー・オブ・ダンシングなどに受け継がれている。
これらのニュアンスなど説明するときりがないので、学校の体制をみてみます。。
まず、私の好きなパリ・オペラ座バレエ学校の教育は第6課程から、第1課程まで基本的に6体制。生徒はおよそ100名。20人くらいの講師がいる。
入学試験があるのは、女子8〜12歳、男子8〜13歳の原則としてフランス国籍の児童である。入学するためには、まず、健康診断と厳しい身体適正検査をパスしなければならない。身体適正検査には、遺伝子的な要因をチェックするための両親の体格審査なども含まれている。さらに一定の研修期間(8〜10歳半は5ヶ月、10歳半〜12歳は1年間)を経て、最終的な入学試験に合格したものが正式な入学を認められます。毎年、競争率は20倍を越えるらしいです。
しかし残念ながら、この中に外国人の留学生は、ほんのわずからしいです。授業はというと・・・